今日はソフトウェットフライのひとつであるパートリッジのタイイング紹介です。
ウェットフライの一般的な形は、フライに対して垂直に立つウィングを有していますが、このフライはウィングがありません。
タイイングに慣れていない人は、ウェットフライ特有のウィングを立てられずに苦戦しますが、このフライはそういったこともないため比較的巻きやすいフライです。
また、パートリッジはボディに赤やオレンジなどの明るいカラーを用いることが多く(オレンジパートリッジが有名)、どちらかというと魚に積極的にアピールするフライと言えます。
今回はボディに赤を用いて、仕上げていこうと思います。では早速。
マテリアル
- フック:#14
- スレッド:ブラック 6/0W
- ボディ:フロス レッド
- ハックル:パートリッジ
タイイング
フックにスレッドを下巻きし後方に移動しておきます。
フロスを巻き止め、スレッドはアイ側に移動しておきます。
フロスをボディに巻き付けながらアイ側に移動していき、アイの5ミリほど手前で巻き留めてカットします。
パートリッジをアイの手前に巻き留めてフックに巻き付けていきます。
ちなみにハックルを巻き付けるときファーがすべてフックの後方を向くように指で押さえながら巻くと形を作りやすいです。下の写真ですがわかりますかね。
うまく巻き付けられたらスレッドでしっかり固定しハーフヒッチを複数回行って接着剤で固定して完成です。
タイイングのポイント
このフライは冒頭でも書いたとおり、アピール色の強いフライのため、明るいカラーを選択するのが一つのポイントです。
また、普通はシルエットが細くなるように作りますが、アピール度を増すためにあえて太めのボディにするのもありなので色々と試してみましょう。
まとめ
今日はパートリッジのタイイング紹介でした。ウェットフライの中でもソフトハックルのフライは比較的巻きやすく量産にも適しているので、ぜひマスターしてみてください。
ではまたー