こんにちはキッカです。
今日は海釣りで使える万能エサの自作方法をお伝えします。海用のエサは様々な物がありますが、そこそこの値段がしますよね。
たまに釣りに行く程度であれば、出費もそこまで気にならないかもしれませんが、釣りに行く頻度が高い方は毎日のエサ代もバカにならないと思います。
今日は少しでもエサにかかるコストを削減するために、3種類の釣りエサ自作方法をお伝えしていきます。
イカのゴロを使った練りエサ
まず最初にご紹介するのは、捨てられることも多いイカのゴロを使ったものです。身の方は美味しく食べられて、捨てられるものはエサに活用する。まさに一石二鳥の方法です。用意するものを書いていきます。
- イカのゴロ
- 水あめ
- 食紅(赤色)
- 綿(100円ショップのものでOK)
- プラスチック容器(使い捨て、こちらも100円ショップにあります)
- 割り箸(使い捨て)
水あめも食紅も初期投資として最初は購入が必要ですが、一度買ってしまえばしばらくは買わなくても大丈夫ですよ。
では作り方を紹介していきます。
最初に綿を細かくちぎります。ここが一番面倒な作業ですが、練りエサの良し悪しを決めるところなので、できるだけ細かくちぎっていきます。切るのではなく、指先ですこしずつほぐすようにちぎっていくのがミソです。
次にイカのゴロからスミ袋を取り除きます。作っている最中にスミ袋が割れると練りエサが真っ黒になるので、取っておきましょう。破らないように注意!
スミ袋を取ったらゴロの端を切り落とし、中身をプラスチック容器に出していきます。ちょうどチューブを絞るような形でやると中身が出てきます。
次に最初にちぎっておいた綿を入れ、イカのゴロが良くまとわりつくように混ぜあわせます。
綿全体にゴロがまとわりついたことを確認し、ここに水あめを入れます。一気に大量に入れずに少しずつ水あめを入れ、混ぜながら状態を確認していきます。
練りエサを引っ張って切れたところが立つくらいの固さがちょうど良いです。
ここまでできたら最後に食紅で色をつけます。個人的な感想ですが、色づけした方が魚の食い気は良いように思います。これで完成です。
針につける時は、割り箸などを使って針に巻きつけるようにすると良いです。
このエサは海中で、徐々に溶けるので、定期的なエサの付け替えが発生しますが、意外と良く釣れるエサですよ。
サンマの塩漬けエサ
次に紹介するのは、サンマを使った釣りエサです。単純にサンマを切って使うのでも良いのですが、塩漬けすることで身が締まり、針から外れにくくなるため水中でのエサ持ちが良いです。用意するものは次のものになります。
- サンマ
- 塩
- 使い捨てのタッパorプラスチック容器
- キッチンペーパー
まずサンマを3枚におろし、骨の部分は捨てます。2枚におろして片側に骨が残っていても良いです。この状態で幅1~2センチほどの長さで短冊状に切っていきます。
まな板の上で塩をまぶします。大さじ2くらいかな。まな板の上でサンマ全体に塩がいきわたるようにしっかりまぶします。身ができるだけくずれないように注意です。
容器にキッチンペーパーを敷き、サンマを入れていきます。塩を使うことによりサンマから水が出るので、一段サンマを並べ、キッチンペーパーを敷き、その上にさらにサンマを並べるようにすると良いです。
一晩冷蔵庫で保存して完成です。このエサはこの状態で冷凍もできるので、時間のあるときに作りだめしておくと便利です。
また、塩で一度水を抜いたものにイカゴロを追加で入れてやるとニオイがついて集魚効果がUPするので試してみてください。
イカの切り身(朱染め)
最後は単純ですがイカの切り身を食紅で染めたものです。用意するものはもうお分かりかと思いますが、一応載せておきます。
- イカ
- 食紅(赤色)
- 使い捨てのタッパorプラスチック容器
作り方はとっても簡単で、イカの足を取り除き身を開きます。足も活用できるので捨てないでください。身を1~2センチくらいの幅、長さはお好みでいいです。足は1本ずつに切り分けましょう。
容器に入れて食紅を投入し良くかき混ぜます。少し多いくらいがしっかり色がついて良いです。一晩ほど冷蔵庫で寝かせることで色が定着します。
こちらのエサも冷凍保存可能なので使いやすいエサとなります。
コツというほどでもないですが、食紅を入れる前にイカの水気をできるだけ取っておいたほうが、色が付きやすいです。
イカはそのまま使っても良く釣れるエサですが、赤く染めることでアピール度が増し魚の食いつきもよくなります。
まとめ
今日は海釣り用のエサの作り方を紹介しました。
釣りエサも本当にいろいろな種類がありますが、毎回買うとなるとほんとに出費が辛い。。。お小遣い制のお父様方に役に立てば幸いです。
ではまたー