【タイイング】タイイング初心者必見 マテリアル最小限の初めてでも巻けるドライフライ

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こんにちはキッカです。今日はタイイング初心者に向けた記事です。

タイイングを始めたばかりだと巻くための最低限の道具は揃えたもののマテリアルは何から揃えて良いかわからないし、そもそも一気にマテリアルを揃えるのなんかハードルが高いしでなかなか思うようにならないことが多々あります。

それにマテリアルの名称もわからないと買う事すら困難という非常に困った状況に陥ることもしばしば。。。

でも巻くからにはこだわりたいという人が多いのも事実。

ということで、今日は難しいことは抜きにして、最低限のマテリアルでドライフライを巻いてみようという内容で記事を書いていきます。

本当に最低限のマテリアルに絞ったので、まだタイイングを始めたばかりという人は、この記事を読んで実践してみてね。

ちなみに、まだタイイングをやってみたいけど、道具が揃っていないという人は、下の記事も参考にしてみてね。

フライタイイングを始めよう ~基本の道具を紹介~

では巻いていきますよ。

マテリアル

使うのはたった3種類!今回は同系色のものにしてみたので、違うカラーを作りたいときは、同じ色合いのものを選んでね。

  • フック : #12 (少し大きめの方が最初は巻きやすいけど#14、#16でもいい)
  • スレッド : タン 6/0W (太さは何でもいい)
  • ハックル : コックネック ホワイト

タイイング

フックをバイスに固定し、スレッドを下巻きしていきます。隙間が空かないように密に巻くのがミです。

フライの尾っぽ部分(テール部)を作るためにハックルを一部むしりとります。

写真を撮る都合上、一度置いてますが、むしりとったらそのままフックに取り付けてOK。フックにあてがい、スレッドを巻いて止めます。

フライのボディを作っていきますが、今回はスレッドを重ね巻きして厚みを持たせます。

ボディの厚みが出たら、上の写真のスレッドがある位置にハックルを取り付けていきます。が、その前の処理として、下の写真のようにハックルの余分なところを取り除いておきます。スレッドを巻くところもむしり取っておくとやりやすいです。

加工したハックルをフックにスレッドで巻きとめます。

ハックルをフックに巻きつけていきます。途中で指を離さないように注意!先端まで巻くのは難しいので、ある程度巻いたらスレッドを巻きつけてフックに固定します。スレッドの巻きが甘いとハックルがほどけてくるので、しっかりスレッドで固定することを意識して!ここまで出来ると下の写真のようになるはず。

このハックルの先端部分はカットしてしまいましょう。

最後にスレッドそのものを止めるのですが、ハーフヒッチという方法で止めます。慣れてくると道具を使わなくてもできるのですが、ハックルを巻きこんでしまわないように、ハーフヒッチャーというものを使います。無い場合は、ボールペンの芯を抜いたものなどで代用可能です。

ハーフヒッチを2回行い、この部分に瞬間接着剤(タイイングではヘッドセメントというものを使うことが多いが接着剤で十分)を少量塗り、スレッドをカットして完成です。接着剤の量が多いとハックルまで回ってしまいガチガチになるので注意!針の先端に少量付け、針先をハーフヒッチ部に当てる程度で良いです。

ほら出来た!普通に使えるフライですよ。

今回紹介したもの以外にも初心者向けとしてはエルクヘアカディスもタイイングの練習用としてよく挙げられるフライなので、興味があったら次の記事も参考にしてみてね。

【タイイング基本パターン】エルクヘアカディス

まとめ

今日は、フライの名前やら小難しいテクニックやらを無視して、最小限のマテリアルでフライを巻いてみました。

フライ関連は小難しい用語が多くてなかなかとっつきにくいものですが、慣れていくしかないというのが正直なところ。誰しも最初は何もわからなくて当然ですので、少しずつ覚えていけばいいんです。

キッカのブログでは、いろんなフライのタイイングを紹介しているので、他の記事も見てみてね。

ではまたー。

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