今日はストリーマーフライのひとつであるゾンカーのタイイング紹介です。
湖では定番となるゾンカーは、シルエットも大型でこのフライを食ってくる魚は比較的大きなものが多いです。
私も40upを多数ゲットしてますし、中には50オーバーのものもいたので、大物狙いとしては欠かせない1本だと思います。
ナチュラルカラーでも良いですが、個人的な実績ではアピールカラーの方が釣果が良いように思います。
ということで今日はゾンカーを巻いていきましょう。
マテリアル
- フック : #8
- スレッド : グレー 8/0W
- テール : クリスタルフラッシュ
- ボディ1 : マイラーチューブ ゴールド
- ボディ2 : ラビットストリップ オレンジ
- その他 : フィッシュアイ
タイイング
フックの後方のみにスレッドを下巻きし、クリスタルフラッシュを10本程度切り出して巻き止めます。
マイラーチューブをフックの長さと同じくらいで切り出し、片側を5ミリ程度解いておきます。
マイラーチューブを解いた側からフックに通し、クリスタルフラッシュを巻き止めているところで巻き止めます。一旦同じ位置でハーフヒッチを行なってスレッドをカットし、接着剤で固定します。
次にアイの周辺からスレッドを巻き始め、マイラーチューブを巻き止めていきます。フライのボディが小魚のシルエットとなるように調整しながら巻き止めましょう。
ここまで出来たら、ラビットストリップをフックの長さより若干長くなるように切り出し、アイの手前で巻き止めます。スレッドは厚めに巻き、ゾンカーの頭部の下巻きとしておきます。
マイラーチューブの上面に接着剤を塗り、ラビットストリップを貼り付けていきます。
ここでハーフヒッチを行い、スレッドはカットします。
アイの手前でゾンカーの頭部を作っていきます。ハーフヒッチした部分を含め、ヘッドセメントのソフトタイプを多めに塗っていきます。ヘッドセメントが乾いたらフィッシュアイをゾンカーの両サイドに貼り付けます。
フィッシュアイを包むようにヘッドセメントを重ね塗りして完成です。
タイイングのポイント
通常ゾンカーのタイイングでは、ラビットストリップをテール側もスレッドで固定するのが一般的ですが、今回のタイイングでは接着剤固定だけにしています。
これはファーを潰さないように、かつ、巻きやすさに配慮した形で耐久性は落ちますが、通常使用ではそれほど壊れることはありません。
もちろんテール側をスレッドで固定しても構わないです。その時はファーを巻き込まないように注意しましょう。
まとめ
今日はゾンカーのタイイング紹介でした。湖などでは定番のフライなので、タイイングは多少大変ですが、数本は持っておきたいフライです。
大物が潜んでいそうなところで一度試してみてくださいね。
ではまたー