こんにちはキッカです。
今日は管理釣り場で威力を発揮するMSCというフライを紹介していきます。このフライはもさっとしたシルエットからニンフや小魚などにも見えるため、やる気がある魚がいればヒットしてくれるという優れものです。
また、管理釣り場の魚は一般的にペレットを食べていますが、一部のさかなは池の中のコケや水草を食べているものもいるようです。このフライはパッと見は水ゴケのようにも見えるため、トラウトたちに違和感なく食ってもらえるのかな?
では巻いていきましょう。
マテリアル
- フック : #10
- スレッド : ブラック 6/0W
- テール部 : スペイコック ウェブ
- ボディ部 : ヘアライン ダビング ダークオリーブ
- その他 : ビーズ ゴールド
タイイング
フックにビーズを通しておきます。
スレッドを下巻きし、スレッドは後方に移動しておきましょう。
スペイコックのウェブ部分を切り出し、テール部として取り付けていきます。余分はカットしても良いですが、ボディの厚みを出すためにフックに巻きつけても良いです。
スレッドにダビングワックスを塗り、ダビング材を絡めて巻いていきます。ボリュームが出るように巻いてOKです。
ビーズの周辺まで巻いてきたら、スレッドをハーフヒッチで固定し、接着剤で固定してしまいましょう。接着剤を付け過ぎるとこの後の工程に響くので、あくまで少量で固定します。
さて今巻いてきたダビング材を針などを使って、引き出していきます。この作業専用に作られた金属のブラシもありますが、持っていなかったら針などで十分代用できます。
引き出し終わったものが下の写真です。一風変わったスタイルですが、管理釣り場の魚たちには強烈にアピールしてくれます。
また、今回のタイイングではウェイトは使いませんでしたが、トラウトに上下の移動でアピールするために、ウェイトを少し重めに取り付けるのもありです。
まとめ
今日はMSCのタイイング紹介でした。こんなフライで本当に釣れるのと思ったら一度使ってみてください。圧倒的な威力にきっとびっくりすると思います。
タイイングも難しいフライではないので、けっこう量産に向いているので、たくさん巻いておくとよいです。というのも使用頻度によってはダビング材が抜けたりしてしまうので、耐久性があまり高くないためです。
ナチュラルカラーだけでなく、赤や黄色といったアピールカラーでも釣れるので、食いが渋ってきたらカラーを変えてみてね。
ではまたー