【タイイング】春といえばこのフライ ピューパ

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こんにちはキッカです。

今日はピューパ系フライのタイイング紹介です。

このフライは主に春に活躍するフライです。冬の間は他の季節に比べ虫が少ない時期ですが、春になり少しずつ暖かくなると小さな虫が出始めます。

この時期は魚の意識も水面に向くので、ピューパ系のフライを水面直下や表層付近を漂わせてやると良く食いつきます。

春先はフライサイズをかなり小さめに設定し、初夏に向けて徐々に大きくしていくのが定番の狙い方となるので、ぜひ試してみてください。

ちなみにですが、ピューパは簡単に巻けるフライですので、いろんなパターンを量産して釣行に臨むと良いです。

では巻いていきます。

マテリアル

ピューパ系では好みにもよりますが、光沢を出すためにエポキシ系の接着剤で全体をコーティングすることが多いです。接着剤の種類は何でもよいのですが、耐水性、耐久性に優れたものがフライも長持ちするので、おすすめです。

  • フック   : #16
  • スレッド : ブラック 6/0W
  • ボディ : ワイヤーティンセル ゴールド
  • エポキシ接着剤

タイイング

フックをバイスにセットし、スレッドを下巻きします。スレッドは後方に移動しておきます(写真はまだアイ側にスレッドがある状態です)。

ワイヤーティンセルを3センチほど切り出し、取り付けます。スレッドをアイ側に移動しておき、ワイヤーティンセルをボディとなる部分に巻きつけ、固定します。

ピューパの頭部分を意識して、スレッドを巻き重ねて厚みを出します。

ここまでできたらスレッドをハーフヒッチで固定します。

エポキシ系の接着剤を使って、ボディをコーティングするのですが、こうすることにより水中での見え方が変わります。恐らくですが、水とエポキシで光の屈折率が異なるためだと思われます。

さて、エポキシを塗った状態がこちらです。ちょっと画像がボケてしまいましたが、光沢が出ているのがわかるでしょうか。これで完成となります。

まとめ

ピューパは渓流で使う人が多いですが、意外と湖でも釣れますし、管理釣り場でも釣果を上げやすいです。

かなり昔の話ですが、管理釣り場であらゆるフライで全く釣れない時に、ふとピューパを投げた途端50オーバーがかかったことがあります。不意を突かれたため何もさせてもらえないままひと跳ねされてライン切られましたけどね‥

小さなフライですが、大物も意外と食って来ますよ。

ではまたー

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