こんにちはキッカです。
今日はテレストリアル系のフライであるビートル系フライを巻いていきます。
このフライはコガネムシなどの甲殻虫を模しているフライのため、それらの虫が出てくる夏に効果の高いフライです。
視認性を上げるためにパラシュートをつけておくと見失いにくくなるので、今回もつけておきます。
パラシュートをつけることで、視認性の向上とともに浮力の持続性も上がります。パラシュートありで、魚に見切られるようであれば、パラシュート無しのパターンを投げてみましょう。
では巻いていきましょう。
マテリアル
- フック : #13
- スレッド : ブラック
- ボディ材1 : ピーコックハール
- ボディ材2 :ターキークイル
- ハックル材 : コックネック ブラウン
- その他 :エアロウィング
タイイング
フックにスレッドを下巻きします。スレッドはアイとは逆側に移動しておきます。
ターキークイルを5~7ミリほどの幅で切り出して、フックに取り付けます。
ピーコックハールを2本取り出し、ターキーテイルと同じ位置に取り付けます。ここで、スレッドはアイ側に移動しておきます。
次にピーコックハールをフックに巻きつけていきます。甲殻虫っぽく丸みを持たせることを意識して巻いていきましょう。アイの周辺まで巻いて来たら、スレッドで固定します。
ターキーテイルを今巻いて来たピーコックハールの上にかぶせるようにしてアイの周辺で固定します。
パラシュートの部分を作っていきます。今回はパラシュートの向きを垂直ではなく水平に取り付けてみたいと思います。
こうすることで、水面からお尻の部分だけ水に浸かった状態を演出できます。
エアロウィングを1センチほど取り出して、アイの周辺に巻きつけます。
パラシュート無しのパターンを巻く時はこの工程は無くて良いです。
最後に、コックネックを巻いてスレッドで固定し、接着剤を塗布して完成です。ちょっとエアロウィングの量が多かったので少し整形しました。
ちなみに、ボディが水を含んでくるとパラシュートのおかげでフライが縦になります。
まとめ
いかがでしたか。
テレストリアル系のフライは、夏に本番を迎えるフライです。今回のパターン以外にも数多くフライボックスに入れておきたいフライですね。
黒系などナチュラルカラーを軸に、カメムシなどを模した緑系も揃えておくとよいと思います。
ではまたー