【タイイング】簡単に巻ける春の定番フライ ユスリカピューパ

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今日はユスリカピューパのタイイング紹介です。ミッジとして使われることの多いピューパですが、水面直下を狙うのがこのユスリカピューパ。

ウィングにCDCを用いることが多く、CDC独特の浮き方が魚を誘います。ボディ部が沈んでいるため魚への警戒されることも少なくスレた魚にも有効なフライで、春に使う人が多いフライです。

タイイングも簡単なフライなので、実用性も高い量産向きフライです。

では早速巻いていきましょう。

マテリアル

  • フック : #16
  • スレッド : ブラック 8/0W
  • ウィング : CDC ホワイト

タイイング

フックにスレッドを下巻きします。

フックの後方からアイ側に向けて徐々に厚みが出るように巻いていき、アイの手前にCDCを適量取り付けます。CDCの向きが斜め上を向くように取り付けるのがコツです。最終的にCDCの量は調整するので、この時点では多少まとまっていなくても構いません。

スレッドをハーフヒッチで固定し、フライのボディ全体にヘッドセメントを塗ります。ヘッドセメントはCDCにつかないように注意しましょう。最後にお好みの量と長さにCDCを整えて完成です。

タイイングのポイント

ユスリカピューパを巻く時のポイントとしてはCDCを取り付ける角度です。斜め上を向くように取り付けることで、実釣時にボディが縦に水面直下にいる状態を作ることができます。

ちなみに、CDCの量を少なめに設定する場合は耐水性が落ちるため、ドライコーディングなど浮力維持アイテムと一緒に使うようにしましょう。

バリエーション

ユスリカピューパはボディを色々と変えることでバリエーションを増やすことが可能です。ストリップドピーコックを利用したものやフロスを使ってアピール度を増したものなど簡単に応用することができるのでいろいろ試してみてください。

まとめ

今回はユスリカピューパのタイイング紹介でした。簡単に巻けて効果も高いフライなので、たくさん巻いてフライボックスにストックしておきましょう。

ではまたー

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