今日はフライを収納するためのアイテムであるフライボックスに関するお話です。世の中には色々な商品が売られていますが、どれを選べば良いか迷いますよね?
ということでキッカが実際に使っているものを紹介しながら、フライボックスの選び方についてお伝えしていきたいと思います。今回は5つの観点からまとめてみました。
この記事がそんなあなたの参考になれば幸いです。
キッカが使っているフライボックス
まず最初にキッカが使っているものを紹介しておきます。多くの方はフライボックスを複数持ちしていると思いますが、キッカもいろんな種類を使ってます。
ちなみにキッカはフライのパターンやサイズで分けているので参考にしてみてください。とはいえキッカはガサツなので、あまり統一性がないです。
ひとつ目はドライフライやウェットフライ用に使っているボックスです。
材質はアルミ製でそこそこ重たいですが、非常に便利なので、主要なフライはここに入れてます。
便利な点ですが、このボックスはドライフライを収納する部分が個室になっており、それぞれにフタが付いています。
風が強い時など、フライボックスを開けた途端にフライが吹っ飛ばされるのを最小限にとどめてくれるのでとっても便利です。
またウェットフライ用は1本ずつフライを止められるようになっており、ウィングの形状を崩すことなく、収納可能です。一部ニンフも入れてます。
ふたつ目はニンフやストリーマー用に使っているボックスです。
これらのフライは押しつぶされても水に浸かると大体は形状が元に戻るので、皮材に綿が貼られているものが便利です。
手持ちのフライのパターンやサイズ、カラーが一目でわかるため、どこにフライを仕舞ったかわからなくなることを防いでくれます。
また手持ちが一目でわかるため状況に応じた戦略が立てやすいのもメリットとなります。
3つ目はミッジや小型のドライフライを入れているボックスです。
ボックス自体のサイズも小さく、ポケットに収納できるため、渓流などの釣行時には便利です。
キッカはドライ用、ニンフ用などパターン分けして使ってます。
さて、キッカの使っているフライボックスを紹介してきましたが、次の項からはフライボックスを買うときに気にかけたい項目を5つに分けてお伝えしていこうと思います。
フライの種類から考える
フライには大別すると4つの種類(ドライ、ニンフ、ウェット、ストリーマー)がありますが、このフライの種類から選ぶ方法です。
それぞれのフライの形状を思い浮かべていただきたいのですが、ドライフライやウェットフライはウィング部があるためフライのシルエットを崩さないためにも収納の際には空間が必要になります。
それとは逆にニンフフライやストリーマーフライでは多少、形が崩れたとしても水に濡れることで殆どの場合、形状が元に戻るのでそれほど気にする必要はないと思います。
どんなパターンも形を崩したくない場合は空間が確保できるフライボックスを買いましょう。
フライボックスのサイズから考える
フライボックスのサイズも様々なものがあります。フライの収納力の観点からどのサイズのものが適当かを考える必要があります。
また、カバンに入れるのかフィッシングベストに入れるのかによってもサイズの選択は重要です。
フライをたくさん入れたいから大きいフライボックスを買ったけど、ポケットに入らないというのでは使いづらくなってしまいます。
この辺は自分のスタイルに合わせて選ぶ必要がありますね。
仕切りの有無、数で考える
フライをパターンやサイズで分けたいときに仕切りがあるのは非常に便利です。出来るだけ細かく分かれていて欲しいですが、仕切りが多くなるとフライの収納力に影響するので、この辺はトレードオフですね。
手持ちのフライがどの程度あるか、フィールドにどれだけのパターンと数を持っていきたいかを考えて選ぶと良いです。
重量で考える
最後に重量の観点から考えてみましょう。
一個や二個程度ならそれほど気になりませんが、フライボックスを複数個持とうとするとフライボックスの重量はやはり気になります。
最近売られているフライボックスは比較的軽い素材で出来ているので、あまり気にする必要はないかも知れません。なので優先度は低いですが、購入の時はちょっと気にかけてみてください。
耐久性から考える
フライボックスを使っているとどうしても地面に落としてしまったりしますし、水に濡れてしまったりします。フライボックスの材質は、大体のものがプラスチックやアルミでできています。
落とすことを気にするならアルミの方が耐久性は高いです。プラスチックは割れてしまう可能性がありますが、アルミは多少凹む程度で済みます。
材質は重量にも影響するので、この辺は好みが分かれるところですね。
オススメのフライボックス
さて、今まで書いてきたことを元に、キッカがオススメするフライボックスを3つ紹介しておきます。実際にキッカが使っているものをオススメしたいところですが、いかんせん古すぎて同じものがなかったので、今自分が購入するならという観点で選んでいます。
・使いやすさならこれ
12個の個室でフライを分けられるほか、120個のスリットで容量も十分。厚みが4センチほどあるので、カバン等に入れての釣行向きです。
C&F DESIGN / シーアンドエフ WPフライケースCF-3305N 価格:4,536円 |
・ストリーマー向けならこれ
仕切りがないためフライを自由に配置できます。様々なサイズのストリーマーを収納するのに最適です。
C&F DESIGN / シーアンドエフ WPフライケースCF-1600 価格:2,700円 |
・小回り重視ならこれ
フィッシングベストなどに入れて持ち運ぶことを考えるなら、12cmX9cmというサイズは手頃なところです。透明ケースなので、中身も見やすいです。2個くらいあれば、釣行には困らないだけのフライを収納できます。
フライケース フライボックス 防水 透明 ミドル 12cm×9cm 裏表両面 約50本収用可能! 価格:1,167円 |
ここで紹介した以外にも世の中には本当にいろんな商品が売られています。もっといろんなフライボックスを見てみたいという方は、釣り用品を広く取り扱っているナチュラムさんでの購入がオススメです。【アウトドア&スポーツ ナチュラム】はこちらから。
まとめ
今日はフライボックスに関する記事を書いてみました。釣りのスタイルや好みのフライパターンによって、同じフライボックスでも使いやすさは人それぞれです。いろんな製品を見て、自分のスタイルに合うか検討し、自分に合ったフライボックスを見つけてくださいね。
ではまたー