こんにちはキッカです。
今日は管理釣り場で威力を発揮するビーズヘッドマラブーを巻きます。このフライは、ルースニングで水中を漂わせてもよし、リトリーブで引っ張ってもよしのフライです。同じフライで色々な使い方ができるので、とても使いやすいフライです。
このフライはリーチ(ヒル)を模擬しているので、基本的には黒や茶系のナチュラルカラーで巻くのが一般的ですが、キッカは黄色系とかの明るいカラーもよく巻きます。というのも管理釣り場では、何故か黄色系で大物の実績が多いからです。たまたまかもしれませんが。。。
では巻いていきます。
マテリアル
基本のマテリアルです。アンダーテイルにクリスタルフラッシュなどを巻いてアピールさせるパターンもありますが、今回は基本ということで使わずにいきます。
また、ビーズはフライマテリアルとして売られているものもありますが、100均の手芸コーナーでも手に入る上に、様々なカラーがあるのでキッカはいつも100均のものを使ってます。
- フック : #12
- ボディ/テイル材 : マラブー ブラック
- ハックル :インディアヘンバック ナチュラル
- ビーズ : ゴールド(100均)
タイイング
まず、フックにビーズを通します。
次にフックにスレッドを下巻きしていきます。
テイル部を作るために、マラブーを適量カットします。現地で調整可能なので、少し多いかなと思うくらいが良いです。
カットしたマラブーをフックに固定します。
余分なところはカットしても良いですが、キッカはボディにボリュームを出すためにそのままフックに巻きつけています。
次にボディ用に再度マラブーをカットし、テイルの付け根付近に固定します。
これをボディ材として巻いていくのですが、この時マラブーをねじって、その上で巻きつけていきます(上の写真ではねじった状態になっています)。テイル側からフックのアイ側に巻きつけてスレッドで固定します。
この時余分なところはカットします。
次にハックルを1本取り出します。ハックルの片側の羽根はむしっておきます。
ビーズの後ろにハックルを巻き、巻きつけスレッドで固定したら完成です。
テイル部は長いままの方が、現地の状況に合わせて調整できるので、キッカはこのままの状態で持って行っています。
テイルを短くしたいときは、指でむしり取るようにカットすればOKです。
バリエーション
いくつかバリエーションを紹介しておきます。
まずはハックル材であるヘンバックをつけずに、イエローのみで巻いたマラブー。ナチュラルカラーに飽きられた時に思い切ってこんなアピールカラーのフライを使うのも良いです。
キッカはとある管理釣り場で、周りがあまり釣れていない状況下でアピールカラーに変更で比較的高釣果を上げた実績のあるフライです。
次にブラックとブラウンの2色のマラブーを用いたものです。加えてテール部にクリスタルフラッシュを取り付け、かなり大物向けに作ったフライになります。数釣りをしたいときには不向きですが、一発大物を釣りたいときには大型のフライに切り替えてみましょう。
ちなみに管理釣り場だけでなく、このフライは自然湖でも実績ありです。
ちなみに普通のマラブーでは物足りない、似たパターンを増やしたいという方は下の記事で書いているフライも参考にしてみてください。
【タイイング】ビーズヘッドマラブーに飽きたらこれ マドラーマラブー
マテリアルの選び方
このフライを巻くときに必須となるのはやはりマラブーマテリアルです。これがないと始まりません。マラブーを選ぶときはツヤとボリュームのあるものを選ぶようにしましょう。最初に揃えるカラーはブラックやオリーブなどのナチュラルカラー汎用性が高くて良いです。
CANAL / キャナル マラブー 10本入り3色選択(追加可能)
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まとめ
ビーズヘッドマラブーは、管理釣り場だけでなく、湖などでも高釣果が期待できるフライです。カラーバリエーションやサイズを豊富に準備して釣行にのぞみたいですね。
ではまたー