こんにちはキッカです。
今日は夏場の釣りで注意したいことをまとめてみました。釣り初心者の方だけでなく、釣りをずっとやっている方にも改めて見て欲しい記事になっています。
暑さ・日差し
夏場の釣りで最も気を付けないといけないのは熱中症です。気温も高く、日差しも強い状態の中で釣りをしていると、いつの間にか体温が上がり熱中症になってしまいます。
釣りをしていると水分補給を忘れてしまいがちなことに加えて、女性に多いのは日焼けを避けるために長袖を着てしまい体温調整が難しくなってしまうことが多いです。
日差しを避けるために帽子をかぶり、水分を定期的にとり、体温の上昇をできるだけ抑えるようにしましょう。長袖を着ることじたいは悪くないですが、熱がこもりにくい生地のものを選ぶと良いです。
ちなみに、豆知識ですが、多量に汗をかいた後に急に水分を取ると血中の塩分濃度が低下し、水中毒を引き起こすことがあります。水中毒は最悪死に至ってしまう怖い症状なので、急な水分補給はせず、少しずつ水を摂取し、かつ、汗を多量にかいた時は、少量の塩分を取りながら水分補給をすると水中毒になりにくいので覚えておくと良いと思います。
急な雨
夏の時期は夕立のように、思いがけず急な雨に見舞われることがあります。特に山などでは天気が変わりやすく、これは釣りをしているうえでは危険なことでもあります。
自分の周りでは今降り始めたように見えても山の上ではずっと前から降り始めている可能性があります。このとき何に注意しないといけないかというと鉄砲水です。
大量の水が一気に流れてくる鉄砲水は、目視できる範囲で水が迫ってきたときには手遅れになることが多く、非常に危険です。川の水が急に増えたり、色が変わったりしてきた場合は、一度釣りをやめて高台に避難して川の状態に問題が無いかじっくり確認するようにしましょう。
虫などの生物
気温が上がるこの時期は、いろいろな虫が出てきます。特に山に入る場合は、蚊やハチ、ヒルなどの虫に注意しましょう。これらの虫は虫除けスプレーや蚊取り線香などを使ったりして極力近づけないようにするのが賢明です。
ハチは近づいてきてもむやみに払ったりして刺激しないことが大切です。スズメバチなどは攻撃性が高いため、刺激するといきなり攻撃してきますが、こちらがジッとしていればめったにあちらから刺してくることはありません。
また、ヒルについては、肌を露出していると気づかないうちに噛まれていることがあるので、できるだけ肌を露出しない方が良いです。
肌の露出についてもう一つ言うと、海釣りなどで素足のまま水に入る人がいますが、クラゲなどに刺される可能性が高くなるので、控えた方が無難です。遊泳可能な場所であれば、管理されていることも多いので、あまりクラゲのリスクはないと思いますが。。。
食中毒
釣りに行くときに、お弁当を持っていく人は多いと思います。朝が早かったり、夜遅かったり釣りをする時間は様々なので、食糧を持っていくのもありでしょう。ただ、気温が上がる夏の時期は食中毒に注意が必要です。
小さ目のクーラーボックスを用意し、保冷材を入れておけば、食糧の他にも飲み物などを冷やしておけるので非常に便利です。
釣った魚の処置
上の話と似ていますが、釣った魚を持ち帰る場合にも注意が必要です。夏場は魚の痛みが早いため、こちらもクーラーボックスを準備し、多めの保冷剤や氷を入れておくと安心です。また、近くで魚の内臓を処理できるような場所があれば、内臓を取り出しておいた方がさらに鮮度を保つことができます。
ひとつお願いは、処理した内臓はその辺に捨てたりせずに、かならず持ち帰るようにしましょう。
まとめ
今日は夏場の釣りで気を付けたいことをまとめてみました。季節ごとに気を付けないといけないことは色々と変わります。その季節その季節にあった対策を取って安全な釣りができるようにしましょうね。
ではまたー