今日はフライフィッシングのタックルについてのお話です。フライフィッシングって、いざ始めようとするとけっこう色々揃えないといけないので、意外と大変です。横文字も多いので、馴れるまでは本当に大変。
ということで、できるだけ簡単に説明していきたいと思うので、見てみてください。
ちなみに、フライフィッシングの導入記事としては以下のリンク先記事も合わせてお読みいただくのがいいかと思います。
初心者向け フライフィッシングは難しくない!始め方を簡単にまとめてみた
上記サイトの中でフライフィッシングに必要となる基本の道具については紹介させていただいてますが、今日はもう少し詳しく見ていきます。
フライフィッシングのタックルは大きく分けて次から成っています。それぞれについて説明していきます。
- ロッド
- リール
- フライライン
- リーダー
- ティペット
- フライ
ロッドの選び方
最初に持つなら適度な柔らかさと軽さを併せ持つロッドが無難です。川や湖、管理釣り場でも使える5、6番のロッドを選ぶのが良いです。
この番手であればキャスティングの練習にも良いですし、それほど重たくもないので長い時間振っていてもそこまで疲れません。
私はシマノのブルックストーンを使っていますが、このロッドはコストパフォーマンスもよく、かつバランスも良いため初心者からそこそこベテランの方にも人気のロッドです。
シマノ(SHIMANO) ブルックストーン 906 BROOKSTONE906 価格:11,243円 |
リールの選び方
こんなことを書くと他のフライマンには怒られそうですが、キッカはフライのリールはあまり重要視してません。
というのもフライは元々ラインを出した状態になるので、魚とのやりとりもラインは出たままです。
リールがその真価を発揮するのは、大物がかかった時です。大物とのやり取りは場合によっては、魚の動きに合わせて自分も動き回る必要が出てくるので、ラインは収納する必要があります。
ドラグ調整をスムーズに行えることが重要となります。なのでドラグ調整機能はあった方がいいです。
ちなみに私は、重要視していないので、過去に買った入門セットに付属のリールを使い続けてます。
ラインの選び方
ラインですが、ロッドの番手とラインの番手を合わせる必要があります。
例えば、6番のロッドであれば、6番用のラインというように。
この番手がずれると釣りができない訳ではないですが、特にキャスティングに影響が出ます。必ず番手は合わせるようにしましょう。
また、フライラインにはフローティングとシンキングがありますが、初心者の方はフローティングラインを選択する方が無難です。
シンキングラインは重たいため、慣れていないとキャスティングが難しいためです。
リーダーとティペット
フライラインとフライの間に透明な糸であるリーダーとティペットが必要になります。
リーダーはテーパー状になっており、フライライン側は太く、ティペット側は細くなっています。
太いフライラインにティペットを直結するとそれぞれの太さが違い過ぎ、結び目に過度な力が加わるとたちまち切れてしまいます。
これを防ぐためにフライライン-リーダー-ティペットの順につなぐ必要があります。
ルースニング用のアイテムさて今まで説明してきた道具で基本的にはオーケーなのですが、ルースニングというのは簡単にいうとウキ釣りのようなものです。
主にニンフなどの水に沈むフライを水中に漂わせるときに行う釣り方になります。
インジケータやマーカーと呼ばれるものをティペットに取り付けるのですが、これらは浮力を持っているため水面に浮きます。
初心者にはアタリもわかりやすいので、比較的始めやすい釣り方となります。
フライの種類
フライには本当にたくさんの種類があります。
水面を狙うドライフライ、水中を狙うニンフフライやウエットフライ、小魚をイミテートして誘い出すミノーフライなどパターンが様々です。
釣りをする場所や季節、時間などその時々の状況に合わせて使い分ける必要が出てくるため、様々なパターン、バリエーションを揃えるのが無難ですが、いきなり全部は難しいので、始めのうちはドライやニンフに絞って集めていくのがいいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。フライフィッシングのタックルも各メーカで色々なものが出ています。
タックルを買うときは、釣具屋で店員さんに相談しながら買うのが良いです。
そのときは何が釣りたいか、どういったフィールドでどんな釣りをしたいかを明確に伝えれば、それに見合ったタックルを選んでくれると思います。
この記事が、あなたのフライマンとしての第一歩を踏み出す手助けになると嬉しいです。
ではまたー