今日はアキアジ用のぶっ込み仕掛けの自作方法を紹介していきます。すでに各地ではアキアジの釣果もかなり出ていますが、まだまだ間に合います。
仕掛けを自作するメリットは複数あって、それらも一緒にまとめていきます。では早速。
仕掛け自作のメリット
コストが下げられる
まず第一挙げられるのはコストです。アキアジ用の仕掛けは1本数百円から千円程度するものまで比較的高価なものが多いです。
浮いたお金をエサ代や遠征のガソリン代に回せるのは大きいですよ。
組み合わせ、カラーが自由
市販の仕掛けは各メーカーごとに多少の違いはあれど大体の形は同じです。特にカラーにおいてはそれほど派手なものがない印象です。
派手なものが必ずしもいいわけではありませんが、仕掛けの形状、バランス、カラーを自分の好みで作れるのが自作の強みです。
時にカラーを変えるだけで釣果が変わる場合もあるため色んなパターンを用意しておきましょう。
釣れた時の喜びが倍増
自作の醍醐味とも言えますが、自分で作った仕掛けで釣れるのはパターンがしっかりハマったということで嬉しさも倍増しますよ。
材料
さて、上で挙げたように組み合わせ、カラーは自由なので、自分好みにカスタマイズしてみてください。今回使う材料は以下です。
ちなみにこれらは古くなった仕掛けから部品だけを取って保管おいたものがほとんどで、新品は針とライン、スカートのみです。
- 針
- ライン
- タコベイト ピンク
- フロート材 ピンクテープ
- 蛍光ゴム 太さ違い2種
- Yピン
- スイベル
- 発光ビーズ
作り方
まず下準備としてフロートを作ります。今回は再利用なのでピンクのテープが貼ってありますが、通常は白地のフロートなので好みのカラーのテープを貼ります。
フロートの片側にスカートを貼り付けます。フロートに巻きつける分を切り出して貼っていきましょう。スカートは貼った時に5ミリくらい重なるくらいで切り出すと良いです。
続いて針にラインを結びます。今回はもともと針にラインが巻いてあるものを使用しました。別々に組み合わせたいときは好みの巻き方で構いません。結びつけたあとに引っ張るなどして緩みがないことを確認しましょう。針先に注意!
針にラインを結びつけたら結び目の処理をします。この作業は結び目の保護の役割とともにこの後取り付けるタコベイトを固定するのにも役立ちます。やり方としては蛍光ゴムを1センチ弱切り出して結び目にかぶせるだけです。
タコベイトをラインに通し、取り付けた蛍光ゴムにかぶせるようにします。続いて発行ビーズ、フロート、発光ビーズの順にラインに通します。
発行ビーズの少し上に蛍光ゴムを取り付けて、発光ビーズとフロートが動かないように固定します。やり方は蛍光ゴムを5ミリほど切り出して、下の写真のようにラインを通して絞ると固定できます。ゴムの劣化で外れてしまうことがあるので、2、3個つけておくと良いです。
ここまでで針側はできたので、モトス側を作っていきます。順番に決まりはないですが、まず作りたい仕掛けの全長を考えてラインを切り出し、片側のスイベルをつけます。
次にYピンの片方の穴にラインを通し、Yピンを止めるビーズに下の写真のようにラインを通します。そのあとYピンのもう片方の穴にラインを通すとYピンの準備は完了です。
ラインを絞るとYピンが固定されます。位置を変えたい時はラインを緩めることで移動が可能です。
先に作っておいた針側のラインに蛍光ゴムを通しておき、Yピンに結びつけます。その後結び目に蛍光ゴムをかぶせて保護します。
最後にモトスのもう片方の端にスイベルをつければ完成です。
針の数を2本に増やしたい時は、針側とYピンももう1セット準備してください。
注意点
仕掛け作りで注意したいのは針の扱いです。特にアキアジ用の針は大きいため、万が一体に刺さったら大事になります。
なので針先が出ないように工夫しておくと安心できます。
私はいらなくなったウレタン製のパズルマットを切って使っていますが、いろんなことに使えるのでけっこう便利です。
古くなった仕掛けは捨てないで!
今回の仕掛け作りも殆どの部品が再利用したものです。
仕掛けは消耗品なので使い続けていれば針が錆びたりラインが劣化したりしてきますが、すべてを捨てるのはもったいないです。
よく見ると使える部品があるはずなので捨てる前に良く確認しましょう。こういった部品はちょっと一工夫加えたい時にも便利なので、ちゃんと取っておくことをオススメします。節約術ですね。
まとめ
今日はアキアジのぶっ込み釣り用仕掛けの作り方を紹介しました。基本的な構成の仕掛けを紹介しましたが、これをベースにアレンジしてみてください、
まだまだアキアジが釣れる時期は続くので、自分のオリジナルの仕掛けで狙ってみてくださいね。
ではまたー